堺市について

仁徳天皇陵

「もののはじめはなんでも堺」といいます。

堺市は近畿地方の中部、大阪府の中南部に位置し、大阪府で人口・面積が第2の都市です。
2006年4月に日本で15番目、近畿地方では4番目に移行した政令指定都市となっています。
旧石器時代のころ人が堺市周辺に定住し始めたと言われています。
市内の遺跡からは、約1万年前の打製石器や、縄文時代の石器、土器、弥生時代の土器や銅鐸などが発掘されています。
4〜5世紀には仁徳天皇陵古墳をはじめ、100数基から成る百舌鳥古墳群が造られたそうです。
またその頃、大和朝廷が成立しました。
この地が河内・和泉と摂津の3国の境目に位置している所から「さかい」と呼ばれるようになったそうです。
漁港として発達し、その後鎌倉時代には西日本の海運の拠点として発展しました。
戦国時代、堺は貿易港として黄金の時代を迎え、海外との交流拠点として南蛮貿易、対明貿易で発展しました。
堺は世界でも珍しい環濠都市を形成し、自治都市として繁栄しました。
明治以後、近代工業の発展、交通の発達、人口の増大、市域の拡大等急速に近代化が進み、力強い発展をしています。
世界遺産登録を目指して取組みが進められている、世界最大の墳墓である仁徳天皇陵古墳を筆頭に百舌鳥古墳群は有名です。
豊かな歴史文化があり、北旅籠町周辺の古い町並み、由緒ある多くの寺社、千利休により集大成された茶の湯の文化、自転車産業の発展、料理人用刃物の生産、線香などの伝統産業といった豊かな歴史文化に恵まれています。
堺の歴史は古く、室町時代には、堺商人を中心に文化、経済的に、また自治都市として繁栄しました。
その中でも有名な名所は世界3大古墳のひとつである仁徳陵古墳でしょう。